数ヵ月後に結婚する友達から「前日の宿は必要?」とのメールが着ました。

式の開催地が割と遠方でして、有休取って前日入りが楽かなと思っていました。当日の宿は当たり前の如く用意してもらうつもりでしたが、前日まで用意してくれるなんてラッキーと思いましたが、しかし一人で前日入りしても仕方ないと思い、『他の人はどうするの?そいつらに合わせる。』と返信したところ、他の友達も同じような返信をしていたらしいです。何て自主性の無い集団。

とりあえず決めとかならないことは決めときゃなと思いまして、その自主性の無い集団の一人に電話しました。決めなきゃならないことは2分ぐらいで決まったのですが、そこからグダラグダラと話をしていました。

一時間ぐらいの時が経過したときに友達が一言。

「お前からの電話がかかってくる10秒前にレンジにかけた冷凍ピラフの解凍を知らせる音が鳴り響き、ラップを外している最中に電話が鳴った。そして、電話を取った。そして、話し始めた。そして、一時間経った。さて、冷凍ピラフは解凍→放置→温めをしても美味しく食べられるかな?多分、パサパサよね?」

申し訳無い。非常に申し訳無い。しかしながら自分の非を認めない自分勝手自己中であるところの僕は、『もう一回温めて、生卵をかけて食べれば美味しく食べられると思う。味のインパクトが無かったら醤油を数滴たらせば良いだけだし。』と答えておきました。その後、本人がどうしたかは知らないし、知る必要も無いと思います。

先日、錆だらけの包丁の錆を落としました。

本日、錆がある程度無くなった包丁の錆をさらに落としたい、そして、より鋭利な刃先を作り出したいと思いまして、包丁研ぎに勤しんでいたのですが、ものの見事に右手親指をすっぱりと切ってしまいまして、自分でもどうやったら包丁研ぎの最中に右手親指をすっぱり切ってしまうのか理解に苦しむのですが、それはそれは見事な切り口が誕生しました。

肩から手にかけてのラインが切れることには割と慣れっこですが、今回は予想外のカッティングでございまして、切れた瞬間は親指をただただ眺めていたのですが、かなりの勢いで血が流れ出しまして、慌ててティッシュをあてがったのですが、そのあてがったティッシュを最後にティッシュ箱がからっぽになりました。きみ、タイミング悪いよ。

とりあえず消毒と絆創膏と思い収納スペースに突っ込んだ段ボール達を出しながら探してみるも、利き手であるところの親指が動かせない状況なのでなかなか捜索作業が進まず、ようやくみつけた消毒液を傷口に噴射すべく容器を思いっきり握ったところ容器が木端微塵に砕けやがりました。砕けた瞬間に、『えっ!?』という独り言を割と大きな声で発してしまった。消毒液の顔射というありがたいんだかありがたくないんだかよく分からない貴重な体験をしました。多分、プラスチックが劣化していたんですね。弾性と塑性のお話ですね。

ティッシュも無くなる、消毒液の容器は木端微塵、絆創膏は見つからない、という状況にやきもきしながら最初で最後のティッシュを親指に巻いて左手で力強く握っていたのですが、無いものはしょうがない、人間は諦めが肝心という結論に至りまして、予定通りの行動を取ることにしました。予定では包丁研ぎの後は入浴だったので入浴しました。

歯を磨いては滴ってくる歯磨き粉水溶液と傷口のコラボレーションに悶絶し、シャンプーと傷口のコラボレーションに悶絶し、トリートメントと傷口のコラボレーションに悶絶し、ひげ剃りシェービングと傷口のコラボレーションに悶絶し、ボディーソープと傷口のコラボレーションに悶絶し、洗顔フォームと傷口のコラボレーションに悶絶しました。聞くに耐えない呻き声を上げながら入浴した男がここに居ますよ。ビール片手に読書しながら2時間湯船に浸かっていた時以上に体力を消費しながら入浴しました。

お風呂から上がっても傷口から溢れ出す血が相変わらずの勢いだったので、髪も乾かさずにコンビニに行きました。消毒液は無かったのですが絆創膏とティッシュを持ってレジに行くと、血だらけの親指を見た店員が、「こちらの方、今すぐお使いになられますか?」と聞いてきました。気が利くじゃん、じゃあここで箱を開けて傷口に・・・

いやいやいや、お気遣いは非常にありがたいのですが突然の雨に降られて買ったビニール傘じゃ無いんだからその質問はおかしかろう?

別に悪いことをしたわけじゃないのに、凄く卑屈な笑顔で『大丈夫ですよ、家に帰ってから使いますから。』と言い家に帰ったのですが、消毒液を得ることは出来なかったので、ハードボイルドの世界に浸ろうと家の中にある一番アルコール度数の高い飲み物(引越し祝いで貰った飲み掛けの神の河)を口に含み傷口に噴射したところ、今日一番の悲鳴がそこにはありました。親指が動かない。

某ソーシャルさんで学んだ教訓としましては、知らない人、尚且つ、mixiがインターネットデビューみたいな人をマイミクにしてはいけないということでして、とりあえず上がってきた日記に対しては全てコメントを付けなきゃならないという姿勢には感服はしますが、正味な話、凄く言葉を汚く言えば、こういう発言をするのは不本意なのですが、ウザイということにね。

身近な人には、『マイミクから外してアクセスブロック』と皆が皆言いますが、優しい人というか大きな大人的な何かを演じようと思っている僕にはそんなことは出来る訳も無く、某ソーシャルは終わった、個人が特定されない情報を書くならここでいいじゃん、となるわけです。

そういうわけで、こっちを主戦場にしようと思いました。どれだけの人が観てるかさっぱり分かりませんが。観てもらうことよりも書くことに意義があると思っている自己完結型の人間なので、それはそれで良いと思います。

メンテ中という看板を掲げ非公開にして誰も読むことが出来ないのにちょこちょこ文章を書いていた気持ち悪い人がモニターに向かってキーボードを叩いているのですが、公開にしておかないと後悔する事態になるので公開します。ダジャレじゃ無いです。

新居に引っ越してから20日余りが経過しましたが、生活に最低限必要なところに手を付けてから何もしていなかったのですが、最近台所を整備しました。自炊なんてほとんどしないくせに部屋の片付けをせずに台所から片付け始めたのは自分でも理解出来ませんが、明日ぐらいから米だけは炊こうと思います。台所の片付けをして気付いたのは一人暮らし男性にしては異様に食器が多いこと。何でだろう?と思いましたが、ほとんどが結婚式の引き出物でした。同じ食器が8枚あるんですけど、どこの飲食店なのかしら?

寝ている最中に軽く意識だけが微かにある状態で起きている出来事と夢の世界で起きている出来事は、前者が現実で後者は非現実です。翌朝になってみると、それが実際に起きた出来事だったのか夢で観た出来事だったのか、現実だったのか非現実だったのか、自分自身でさえも分かることは無く凄く気になるのですが、どれだけ考えたとしても絶対に答えは出ませんし、現実だったとしても非現実だったとしても良かったな、と思いました。抽象的な表現ですが、そんなところです。