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数ヶ月前から二週間に一回ぐらいのペースで土曜日に歯科医院に行っていますが、ほぼ毎回、麻酔をうたれ、ほぼ毎回、一時間半近くの治療を施されています。それに加えて、金曜日は午前様、下手すれば朝方に帰宅という生活をしています。その結果、治療中に夢の中へ行ってしまうということが頻繁に起きまして、ある時は歯を削られている途中に寝落ちしてしまい呆れ顔で起こされたり、ある時は口の中に手を入れていた人が歯科医から歯科助手(可愛い)に変わっていたり(イリュージョン?)、と毎回びっくりすることばかりです。よく考えてみると、麻酔をうたれているというのはあまり関係無いかもしれない。部分麻酔だし。
その内、歯以外の部分を削ってしまいました、という報告をしそうな気がしないでもない。歯と歯茎の同軸貫通とかね。
しかし、眠たいものはしょうがない。ですよね?
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ふと思い出したのですが、勢いだとか成り行きだとかそういった体の関係のお付き合いでは無く、恋人という立場で付き合った人の全てが他に男を作って別れたという末路だったということを再認識しまして、そういった体験の一つや二つぐらいは誰にでも経験があるかと思いますが、100%の確率で起きているとなると、これは岩瀬や藤川なんかは目にならないぐらいの火消しと言っても過言では無く、いかに永続的な魅力を提供することが出来ない人間であるかを物語るには充分過ぎるエピソードだと思います。全ての事例がそうであると、これは相手よりも自分に問題があるんだろうなぁ、ということには馬鹿でも気付きます。この文章を書いている人もお馬鹿さんですが気付きましたから。
それで解決策を模索しようと思いましたが、ところで魅力って何?どうやったら浮気(むしろ、相手は本気だった事例ばかりですが・・・)をされないぐらい人間になれるの?あっ、そんな人間は都市伝説ですか、そうですか、サーセン。
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数日前、ヘコラヘコラと自転車を漕ぎながら帰宅しておりますと、窓を全開にしている一台のワンボックスカーとすれ違いました。
窓が全開ですので、中の会話が筒抜けだったのですが、助手席に座っていた男が運転席に座っていた男に対して、
「俺は悪(わる)じゃないぜ、極悪(ごくあく)だぜ。」
と言っていました。運転席の男はどういう反応をしたのだろうか?という疑問もありますが、僕は僕で、これがリアル世界でいうところのDQNか!これがリアル世界でいうところの中二病か!と思い、すれ違い離れていくワンボックスカーを振り返りながらニヤニヤしていたら電柱に突っ込んだ。24時ぐらいでも割と人通りの多い道なので何人かの歩行者が居たのですが、彼らの目から見たら、自転車を漕いでいるおっさんがニヤニヤしながら電柱に突っ込んだ、という状況であり、それはそれでワンボックスカーの助手席に居た男よりも痛々しい人間ではあるのですが、人生ってそんなもんだよね、と何食わぬ顔で自転車を起こし、何食わぬ顔で漕ぎ出してみました。まるで何も無かったかのように。
数日前に電柱に突っ込んだ僕ではありますが、今日は今日とて車道と歩道の境の段差を越えられずに派手に転んでみました。高二から通学も含め原付生活していて社会人になって八年振りに自転車に乗り始めたので未だに自転車の運転は下手くそであります。